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フリオーソが地方馬の意地を見せつけて2着に食い込んだ。スタート直後に後手を踏み、まさかの後方からの競馬。さらにスタート直後に待ち構える100メートル以上続く芝の部分で行き脚がつかず、他馬との差が開いていく。だが、鞍上のMデムーロは慌てなかった。
後方2番手のまま流れに乗って直線へ。大外に持ち出すと、じわじわと伸びて徐々に差を詰める。残り100メートルで5番手まで浮上。そこからが強烈だった。もう1段ギアチェンジして一気に加速。他馬が止まって見えるほどの末脚を発揮し、ゴール前で粘るバーディバーディを首差とらえダートG1・5勝の底力を見せつけた。 10年川崎記念(2着)以来、2度目のコンビを組んだMデムーロは「芝とダートの切れ目で驚いていたね。それでも最後の100メートルで目覚めてくれた。マイルのこの距離は少し短い気もするが、最後は本当にいい脚を使ってくれた」と興奮気味に振り返った。 悲願の中央G1タイトルを惜しくも手にできなかった川島正師だが、その表情は明るかった。「スタートがあの位置になったのは仕方ない。最後はいい脚を使ってくれたし、あらためて凄い馬だと思った」とその走りを称えた。 次走は未定だが、師は「きょうのような競馬ができれば、また中央に挑戦したいと思う」と力強く宣言。暮れのJCダート(12月4日、阪神)では、再び中央の舞台でフリオーソの走りが見られそうだ。 PR |
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